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闘病記録0-脳出血に伴う自分の障害について- [闘病記録]

私の闘病記録ですが、私は事故当時から手術&入院初期の記憶がありません。

そのため周囲のコメントや家族の手記を元に記入している箇所があります。

私の負った障害は

①片麻痺

左半身が麻痺し、食べたものも左側の口からこぼしてしまうような状態でした。 

②高次脳機能障害

私の場合は「記憶障害」「感情失禁」「半空間無視」です。

【記憶障害】

記録として残っているのが受傷後半年経った記憶能力を調べる「三宅式記銘力検査」です。

三宅式記銘力検査とは関係のある(有関係)、関係のない(無関係)10の対語を最初に心理士が読み上げます。

それを患者が記憶し、後に対語の1つを心理士の読み上げに対して対となるもう1つの言葉を回答するという検査です。

3回実施する中でどの程度10に近付いていくかを診断します。

例)有関係「汽車→電車」 のように関係性の近いもの

自分の検査結果は以下の通りです。

有関係:0-1-3(健常者平均:8.5-9.8-10.0)
無関係:0-0-0(健常者平均:4.5-7.6-8.5)

とほとんど答えられませんでした・・・。

【感情失禁】

よく脳疾患後、突然怒り出すという話を耳にしますが、私の場合は突然笑ってしまいます。

医師に相談した所

「周りに害はないからいいだろう」

と簡単に言ってくれますが、笑ってはいけない場面は多数あります。

あなたは知人の御通夜の参列で笑い出す事がありますか?

あなたは張り詰めた会議の中で常時ニヤニヤ笑っていますか?

・・・・・・・・・

 

ないですよね。 

このように医師には不信感を抱かざるを得ない言葉を多数記憶しています。 

まぁ患者はあくまで大多数の中の1人なので、どうでも良いのかもしれませんね。

【半空間無視】

「なんだ、それは?」と思われた方がいらっしゃるでしょう。

半空間無視と言って、右側側半分の空間の認識ができませんでした。

簡単な誤字テストをすると左側の問題はできるのですが、右側の問題は解けない、ミスが多いと言う状態でした。

この障害はリハビリによってかなり改善はしましたが、認識できない場所は残り、自分ではその空間が見えていないという認識はないのです。


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