闘病記録02-壊れた脳- [闘病記録]
泡を吹いていた私を友人達は急いで近くの病院へ。
検査で脳内に出血が判明しましたが、そこでは処置ができずに救急車で処置のできる病院へ搬送されたそうです。
これまでの間にかなりの時間がかかっており、手術した病院で手術をした時点で脳幹が既に血で埋まっていたそうです。
あと30分処置が遅れていたらあの世行きだったそうです。
緊急手術の結果、一命を取り留めました。
ただし命の代わりに大きな対価を支払っていました。
母の話しです。
ある日ベッドから動けない私に
母はこう私に話したそうです。
母「今新潟にいるんだよ。」
私「うん。」
ところが約1分後に私が母に質問をします。
私「ここはどこ?千葉?」
そう質問する私に母は谷に突き落とされたような感覚だったと言います。
私は1分前に言われたことですら記憶できなくなっていたのです。
私は左半身の麻痺、記憶障害・感情失禁・空間無視等多岐に渡る高次脳機能障害という障害を負っていました。
ただ当時私にはそれを自覚できませんでした。
どうやらそういった障害らしく、「自分の正常だ」と思っていたのです。
【教訓2】
外傷はなくても、脳の中は非常事態になっている場合があるので注意!
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